昨年からのコロナ禍で、色々なことが変わったり、逆に依然として何も変わっていなかったり。
自分は、改めて人間は自然の一部なんだなということを思い直しました。
自分たちが生活をしていくにはお金が必要で、「これが世の役に立つだろう」と仕事をしてお金を稼ぐ。
人の役に立つというのは素晴らしいことです。
でも、誰かの役に立つ一方で、気付かぬ間に他の国の誰かから搾取していたり、環境を破壊していたり。
良かれと思ってやっていることでも、自分の知らないところでは泣いている人や泣いている自然がいる。
どうしたらいいんだろうというジレンマを抱えながらも、できる限り自然に寄り添った生活をすること。
人間だけがこの地球ででしゃばらないこと。
それが、今後私たちが生きていく、そして仕事をしていく上でのテーマなんじゃないかと感じています。
地球に優しく、人に優しく。
ありふれたテンプレートっぽい言葉にも聞こえますが、この年齢になって、ようやくこの言葉の真の意味が少しだけ掴めたような気もします。
さて、節分からの立春ということで、まだまだ寒い日は続きますが、春の足音が少しずつ聞こえてきました。
この春も、地球と人に優しい仕事をされている方をさらに撮影し、ご紹介していきたい。
それでは、今日も健やかにお過ごしください。