自分は、映像専門学校に行き、それ系の会社に入り、多くの実績を重ねてきた。
という輝かしい実績は一切ありません。
むしろ、まさか自分が映像を撮る仕事を始めるとは、数年前までは思いもしませんでした。
動画制作を始めるきっかけとなった出来事。
知人のフリーランスの活動家の方が「静岡県内のある古民家でイベントを開催する」ということで、お誘いをいただいた時のこと。
参加者としてイベントを楽しむ予定でしたが、以前から写真や動画を撮影していたため、主催者に「よかったら、イベントの様子を撮影しましょうか?」と願い出たのです。
(前職で、一眼レフを使う仕事があったため、カメラとレンズは持っていた)
快諾していただき、私はイベント会場を駆けまわり、動画、写真、動画、写真…と撮影していきました。(忙しかった…汗)
後日、撮影した動画素材を、イベントの雰囲気が伝わるよう、荒削りの編集(笑)をして、主催者に「よかったら、宣伝にでも使ってください」と動画を手渡したところ…。
こちらの予想を圧倒的に上回るほど喜んでいただけたのです。
なかなか文章ではお伝えしきれないのですが、「ここまで喜んでいただけるんだ…」と、良い意味で驚愕したのを覚えています。
これが、私が動画制作を始めることになったきっかけの出来事でした。
知人のフリーランスを始め、日本にはあまり知られていないけど、「日本がこんな風になったら、もっと皆が幸せになるんじゃないか」と、様々なアプローチで活動されている方が多くいます。
ただ、今の時代は、数字が多いとか、単純明快でわかりやすいとか…。
そういったものばかりが評価されがちなので、そんな方々の素晴らしい活動も陰に隠れがちです。(もちろん、わかりやすいもの、数字が多いものも評価されるべきですが)
ある意味、上から目線で、非常におこがましいかもしれないのですが、一見目立たないけど、素晴らしい活動をされている方のプロモーションムービーが撮影したい、それをもっと多くの方に知っていただきたい。
価値観の押し付けをするわけではありません。知っていただくだけでいいのです。
「色々な方がいるんだな」と知ることが、多くの方の幸せ追求にもなっていくんじゃないかと感じています。
何でも撮れる映像制作屋ではありませんが、「その仕事(活動)の思いやヴィジョンを伝える映像」をモットーに撮影しています。
今日もお読みいただきありがとうございます。