動画制作を行うなかで、「インタビュー撮影」をお願いすることがあります。
もちろん、制作する動画の内容によりますから、すべての方にお願いしているわけではありません。
ただ、当フィルムはプロモーションムービーを撮影する場合は、かなりの確率でインタビューも撮影させていただいています。(もちろん、無理やりはしません汗)
なぜなら、「その方の仕事にかける思い」と「お人柄」が、インタビューをすることによって、ダイレクトに伝わると考えているからです。
もちろん、動画を撮影するわけですから、喋らずとも情報は伝わります。
そこに、依頼者さまの思いを伝えるトークが加わることで、よりあたたかみや熱い思いのこもった動画になると、私は考えているのです。
フリーランスで活動を始めた方。
お店をオープンされた方。
会社など法人を起こされた方。
ご自身で活動されている方のお話をお聞きすると、
「過去にこういったことがあって、こんな思いをした。それをバネにして、もっとこうなれば世の中はもっと明るくなる」
「あまり一般的には知られていないけど、こういった活動や仕事があるということを知っていただきたい」
など、様々に熱い思いをお持ちの方が多いです。
この熱量は、言葉に乗せて伝える方が、より人を感動させるものになると思うのです。
実際、インタビュー撮影込みの映像を編集していると、インタビューパートを何十回も聞き返すのですが、その度に熱い思いに感動して、涙腺がゆるむことが多々あります(笑)
一人で編集しながら涙するおじさん、はたから見たら異様かも…。
冗談はさておき、インタビュー撮影をすることで「思わぬフィードバック」をいただくこともあります。
それは、「インタビューをしたおかげで、自分の思いやビジョンを改めて整理することができてよかった」ということ。
これは、私は想像できていなかったのですが、事前に考え、声に出してアウトプットすることで、フワッとしていた自分の思いが具体性を帯びてくるからなのでしょうか。
何はともあれ、前向きなフィードバックをいただけてありがたいのでした(笑)
そう考えると、自分の思いを声に出すということは、たまには必要なのかもしれませんね。
今日は、「動画制作でインタビューを行う理由について」書いてみました。
秋が深まっていく季節、皆さん体調に気をつけてお過ごし下さい。